CPIサーバーでのMySQLバージョンアップ作業の備忘録

CPIシェアードプランBusinessStandardで運用しているWordPressのデータベースをバージョンアップした時のちょっとした備忘録。

このサイトではないのですが、WordPressのデータベースをMySQL5.7.38から8.0.29にバージョンを上げて表示レスポンスを向上させようと考えました。コントロールパネルからMySQL8.0の新規データベースを作成→MySQL5.7のデータをエクスポート→MySQL8.0用にデータベース名などを書き換えてインポートしました。phpMyadminでの作業はインポート容量の制限から難儀しましたがここでは省略します。

何とかデータベースをコピーし、wp-config.phpを書き換えてサイトを読み込んでみると致命的なエラーで表示されません。ネットで調べるとSSH接続の時にホスト名にポート番号を追加すると接続できたという記事があり、wp-config.phpの該当箇所にポート番号を追加することで無事MySQL8.0.29に切替えることができました。

CPIシェアードプラン BusinessStandard設定

これでWordPressのサイトヘルスで「古いデータベースサーバー」だと叱られることが無くなりすっきりしたと思ったら、今度はサーバーレスポンスに問題があるとの指摘が… データベース最新にすればレスポンスが向上するのではなかったんですか?
推奨されるサーバーレスポンス600ミリ秒を下回る残念な結果です。時間をおいて再び計測すると良好にはなりましたがしきい値ギリギリの数字。このサーバーも同様プランで運用していてMySQL5.7.38を利用しているのですがしきい値はかなり下回っています。データの整合性か何かに問題があるのかも?しばらく様子を見たいと思います。